介護の法律入門

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定価 ¥1,100(税込)
ページ数221
サイズ新書
著者梶原 洋生
発売インデックス出版
ISBN4-901092-46-4
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高齢者を守る! 頼れる介護福祉士になる!

法律というと、どうしても「厄介なもの」という印象がある。しかし、この本は私たちの生活にひきつけ、介護職という対人援助職から見た臨床を具体的に描いている。多くの例を挙げながら、それらを通じた介護職の法的な「頑張り方」を考えている。法律を知り、法律を武器にする。

つまり「ファイト介護職!」なのである。

弁護士がいない町にも高齢者はいる。そして、介護職もいるのだ。

目次

  1. 介護職による法的解決―実際にあった話
    1. 第一章 相談されやすい介護職
      1. 「ヘルパーさん、軟膏を塗っておくれよ」
      2. 「あの施設で死んだのよ」
      3. 「ジジイなんだから金を出せ」
      4. 「あなたに財産をあげたい」
      5. 「遺言の代筆をしてほしい」
    2. 目撃しやすい介護職
      1. 「家族から虐待を」
      2. 「友人から借金の相談を受けている」
      3. 「マンション付近が路上駐車で訪問にいけない」
      4. 「買い物し放題なんだって」
    3. 立ち入りがたい介護職
      1. 「ペットを預かってほしい」
      2. 「福祉移民と言うけれど」
      3. 「夫を非難してほしい」
      4. 「葬儀の準備」
  2. 介護とローヤリング
    1. 介護技法としての法的対応
    2. 介護実務としての法的対応
    3. 介護現場でのローヤリング
  3. リーガルアプローチの可能性―展望と挑戦
  4. 巻末資料
    1. 付録 法諺の世界