Excel土木講座 エクセルボックスカルバートの設計例

カバー
定価 ¥3,520(税込)
ページ数160
サイズB5
著者石井 充
井々田 嗣夫
発売山海堂
ISBN4-381-01699-8
ISBN (電子書籍)978-4-910058-50-4
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はじめに より抜粋

鉄筋コンクリート土木構造物の設計は、現行許容応力度設計法が主流をなしてきました。この許容応力度法に代わり限界状態設計法に移行しつつあるのが現状であり、2002年改訂の土木学会コンクリート標準示方書においても許容応力度法にかえて限界状態設計法を導入しています。

しかし実際の設計の現場では、まだ許容応力度設計法も数多く使用されています。

そのような現状を考慮して、本書では許容応力度設計法および限界状態設計法についてボックスカルバートの設計計算例を取り上げ例示対比しました。

また、ボックスカルバートのような構造物の設計は、最近ではコンピューターによるものが一般化しておりますが、本書では若手実務者が手計算とエクセルの演算機能を併用して設計計算ができる手引き書として参考になるようにしました。基礎的な考え方を理解演習の一助となれば幸いです。

目次

  1. ボックスカルバートの設計に用いる荷重
    1. 設計荷重
    2. 死荷重
    3. 活荷重
    4. 土圧
    5. カルバート底面の反力
    6. 温度変化の影響
    7. 地震の影響
    8. 荷重の組合せ
  2. 許容応力度法による鉄筋コンクリート一連ボックスカルバート設計計算例
    1. 設計条件
    2. 設計荷重
    3. 荷重項の計算
    4. ラーメン解析
    5. 各部材断面力の計算
  3.  
    1. 設計条件
    2. 設計準拠基準
    3. 断面破壊の終局限界状態に対する検討
    4. 曲げモーメントおよび軸方向力に対する検討
    5. 構造細目
    6. せん断力に対する検討
    7. ひびわれの使用限界状態に対する検討
    8. ラーメンの解析
    9. 各部材断面力の計算
    10. 設計断面力
    11. 設計断面力
    12. ひび割幅の算定および安全性の照査
  4. 許容応力度法による鉄筋コンクリート二連ボックスカルバート設計計算例
    1. 設計条件
    2. 設計荷重
    3. 各部材断面力の計算
    4. 部材断面の計算