地震の大きさを再認識しました

地震の大きさを再認識しました2011/06/10

東北地方太平洋沖地震から3ヵ月が過ぎました。

本震発生から3か月間でマグニチュード5以上の余震が500回近く起こっているそうです。

実は、小規模な地震がこまめに起きたほうが蓄積されたエネルギーが減少するので好ましい・・・などと素人考えを持っていました。

あらためて調べてみると、マグニチュードの数値がN増えるとエネルギーは10の1.5N乗も増えるそうです。

マグニチュードが2違うと千倍、今回の地震のマグニチュード9は5の百万倍のエネルギーになります。

マグニチュード5、6の地震が何度起きても、今後想定される巨大地震のエネルギーに対しては無視できる程度のものなのかもしれません。

兵庫県南部地震のとき、日本で橋が落ちたり、高速道路が倒壊するなんて思ってもみなかったので、大変ショックを受けました。

地震による津波に関しても、特別な地形でないかぎり、せいぜい数m程度のものかと思っていました。

地震による災害が起きるたびに教訓を得、認識をあらたにするのですが、その代償は大きすぎます。

今後の自然災害に対するハード対策、ソフト対策を急がなくてはなりませんが、まずは一日も早く被災された方々が補償され、被災地が復興されることを願ってやみません。