東日本大震災
東日本大震災2012/03/11
東日本大震災一周年に際し、被災者の方々に改めて追悼の意をひょうするとともに、被災地の一日も早い復興を心よりお祈りもうしあげます。
報道機関などにより、当時の状況、混乱が徐々に明らかになってきました。
被災された方々の悲惨さ悲しみ、ご苦労を考えると言葉もありません。
そして、極限の状況の中で、自衛隊・消防などの組織あるいは個人の方々が自らの命を顧みず強い使命感をもって被災者の救助や原発の冷却に奔走されたことに心打たれました。
当然のことですが、想定外の自然災害に対しては、国の防災計画やハザードマップは参考程度にしかならないこと。
防災施設は被害の軽減にしかならないこと。
これは、阪神淡路大震災と東日本大震災で明確となりました。
災害に対して、地区・近隣単位のその地域に則した防災計画そして防災コミュニティ(地域の絆)が重要視されるようになってきましたが、近隣との絆が希薄な都市部で災害が起きた場合、どのような非難行動をとるべきなのか、はたして救助行動がとれるのか、いろいろ考えさせられます。
(た)