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考え方がよくわかる設計実務(4) 掘削と土留め-仮設構造物の設計

カバー

定価 本体価格¥4,400+税
ページ数 384
サイズ A5 上製
著者 大成建設株式会社土木本部土木設計部
発売 インデックス出版
ISBNコード 978-4-901092-57-9
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はじめにより抜粋

近年,都市部の過密化により構造物が地中に建設されることが多くなり,ますます土留め工法の用途は広まっている.

しかしながら,土留め工法が高度な設計検討を踏まえ,かつ高度な施工技術を駆使して施工されても,事故に対する大きなリスクは,なお内在しており,いったん事故が発生すると,その被害は甚大なものになることに注意しなくてはならない.

土留め工法は,土水圧を受ける構造物であることから,仮設構造物とはいえ,地盤条件,水圧条件を適切に設定することが設計上の鍵になると思われる.また,設計と施工との食い違いから生じる問題点も多く,設計技術者は,現場においても設計上の問題点が着実に施工に反映されているかという問題を確認する必要があると感じている.

本書は、主に以下の点に留意して土留め工法について解説を加えた.

 (1)地盤定数の決定における設計上の留意点

 (2)現場の施工における設計上の留意点

 (3)最新の施工方法とその特徴

また,本書の中で特に設計上のポイントとなる部分については,「そこっ!がポイント」の中で,まとめている.

目次

第1章 土留め工法の概要

  1. はじめに
  2. 土留め工法設計の基本フロー
  3. 土留め工の支保工形式と特徴
  4. 土留め壁の構造と特徴

第2章 土留め工法の設計

  1. 土留め工法の概要
  2. 設計上の留意点
  3. 設計手法
  4. 慣用法の設計
    1. 根入れ長の算定
    2. 慣用法における断面算定土圧
    3. 使用材料
    4. 土留め壁の断面性能
    5. 支保工の検討
    6. 掘削底面の安定
    7. 慣用法の設計計算例
  5. 弾塑性法の設計
    1. 根入れ長の算定
    2. 解析手法の比較
    3. 材料
    4. 土留め壁の断面力および変形の算定
    5. 支保工の算定
    6. 断塑性法の設計事例

第3章 準拠指針と適用範囲

  1. 準拠指針一覧
  2. 慣用法
    1. 慣用法における根入れ長算定土圧
    2. 慣用法における断面力算定土圧
  3. 弾塑性法
    1. 断塑性法における根入れ長算定土圧
    2. 断塑性法における断面力算定土圧
    3. 断塑性法における水圧分布
    4. 水平方向地盤反力係数

第4章 さまざまな土留め工法とその設計手法

  1. 二段土留め工法
    1. 設計条件
    2. 外側土留め壁の設計(間仕切り壁から遠い右側土留め壁)
    3. 外側土留め壁の設計(間仕切り壁から近い左側土留め壁)
    4. 間仕切り壁の設計
    5. 支保工の設計
  2. 控え杭タイロッド式土留め
    1. 設計条件
    2. 土留め壁の設計
    3. 控え杭の設計
    4. 支保工の設計
  3. 円形立坑
    1. 設計条件
    2. 根入れ長の算出
    3. 鉛直方向の検討
    4. 水平方向の検討
  4. 矩形立坑
    1. 設計条件
    2. 根入れ長の算出
    3. 断塑性法解析
    4. 立坑の形状効果を考慮した検討
    5. 配筋図

第5章 土留め壁の本体利用

  1. 本体利用の目的と留意点
  2. 本体利用に関する指針
  3. 本体利用の構造形式
  4. 本体利用時計算モデル
  5. 各構造形式のモデル化
  6. 床版と側壁との結合部の設計
  7. 本体利用壁の数々

第6章 近接施工

  1. 近接施工による周辺への影響
  2. 近接調査
    1. 立地条件調査
    2. 地下水調査
  3. 近接程度の判定
    1. 近接程度の判定方法
    2. 各基準による近接程度の判定手法
  4. 近接影響検討設計例
    1. はじめに
    2. 近接程度の判定
    3. 近接構造物への影響検討フロー
    4. 検討モデル
    5. 土留めの検討結果
    6. 既設橋脚基礎への影響解析(FEM解析)
    7. 既設橋脚基礎の応力度照査

第7章 計測管理と情報化施工

  1. はじめに
  2. 設計・施工と情報化施工
  3. 計測計画と管理基準値
    1. 計測項目と計測位置
    2. 計測頻度
    3. 管理基準値
  4. 現場計測
    1. 代表的な計測器